野球発祥の地、米国にリトルリーグ本部を置き、全世界に組織されています。

日本は、公益財団法人日本リトルリーグ野球協会のもと約300のチームがあります。

毎年8月にリトルリーグ発祥の地である米国ペンシルベニア州ウィリアムスポートで開催される世界大会には全日本選手権優勝チームが日本代表として”JAPAN"のユニフォームで出場します。

 

・リトルリーグの特徴とルール
リトルリーグのルールといっても、公認野球規則を適用しているプロ野球・高校野球などと基本は変わりません。

ただし、6~12歳の子ども達が野球 本来の楽しさである「投げて、打って、守って・・・点取りゲーム」をより一層 楽しめるルールにし、公認リトルリーグ規約・競技規則を定めています。

 

 例えば、小学生(特に低学年)の軟式野球大会でよく見かける、フォアボールで出たバッター ランナーが捕手の肩を見てそのまま2塁へ行ったり、盗塁し放題で大量失点というような試合はリトルリーグではルール上、ほとんどありません。

投手の投げたボールを打ち返して点を取る野球の醍醐味が楽しめるようになっています。
 

・特徴とルール
大きな違いは、1・2です
1 【走者の離塁】
 走者の離塁は、投球がホームベース上を通過してから。
⇒投手はランナーが塁にいてもセットポジション・クイックで投球する必要なし。
  走者は投手の足がプレート上にある場合もリードできません。
 

 【ヘッドスライディング禁止】
 走者のヘッドスライディングは禁止です(選手頭部への安全確保)。
ヘッドスライディングの走者はアウト。但し、帰塁時は許容されています。
 

2 【全員出場ルールの適用(世界大会・全国大会及びその予選)】
リトルリーグのベンチ入り人数は、各大会で定められていますが、世界大会・全国大会とその予選は12~14人と決められています。

全員が1試合の中で、1打席と連続3アウト以上の守備をしなければなりません。
チーム全員で試合をします。従って、各選手は最低2ポジション以上の守備(どこでもできる)が求められます。


3 【投球制限・・・投手の肩・肘の負担を軽減】
 投手は1日1試合のみの投球
☆11~12歳 85球まで
☆ 9~10歳 75球まで
☆ 7~ 8歳 50球まで


休息日の設定
★1日に66球以上の投球をした場合=4日間
★1日に51球~65球の投球をした場合=3日間
★1日に36球~50球の投球をした場合=2日間
★1日に21球~35球の投球をした場合=1日間
★1日に1~20球の投球をした場合=休息日は必要としない
*「41球以上投球を行った選手は同日中の試合で捕手はできない」
  「1日21球以上投球した選手は2試合以上の投球はできない。  2試合投球した場合も合計85球(75球)までとする」


 捕手の投手への起用法
  ☆1試合3回を超えて捕手守備を行った選手はその試合での投手はできない。

 

 

【インターミディエット部門創設(50/70)】2013~

 

リトルリーグでは、小学生のリトルリーグ野球からシニアリーグ(中学硬式)への過渡期の対応策としてフルサイズよりもひとまわり小さいサイズ(50/70:投手15.2m、塁間約21m)、ルールは離塁・牽制のある通常の公認野球規則に則ったインターミディエット部門を創設しました。

これは、中学硬式野球へ移行した際に身体へグラウンドが急に拡がる影響、負担を少なくするために設定された部門で11~13歳までの選手がプレーすることができます。世界大会も米国カリフォルニア州で開催されています。

松戸 柏リトルリーグのメジャー選手は、中学硬式への進路を考え、今までのリトルリーグサイズの各大会への参加はもちろん、このインターミディエット部門への参加を積極的に行っています。グラウンドの広さも大会規定に合致させています。

この新しいリトルリーグカテゴリー、インターミディエット部門で一緒に世界大会を目指しましょう!!